ホノルル市は2月12日、車両登録がセルフサービスでできるスーパーマーケット設置型のキオスクを発表した。
市カスタマー・サービス局シェリ・カジワラ局長は、オアフ島の車やトラックの所有者は、市役所分室で長い時間待つ代わりに、この「DMV NOW」と呼ばれるキオスクが設置されているセイフウェイで簡単に手続きができる、と述べた。このキオスクでの手続きは数分で完了し、車の所有者は車両登録証と登録スティッカーをその場で受け取れる。このキオスクは、365日24時間利用できる。登録の有効期限を過ぎた人は、DMV NOW機で罰金を払い登録を更新することができる。以前は市役所分室でしかできなかった手続きである。
機械はクレジットカードまたはデビットカードのみを受け付け、現金は使えない。登録には、車両登録バーコード番号または車両のナンバー・プレート番号が必要となる。市は2000年以来、自動車の所有者に自動車の登録更新のオンライン・サービスを提供してきた。2017年時点では、オアフ島の車両登録更新の約27%がオンラインでおこなわれている。
青とオレンジ色のキオスクは、ATMと同様のタッチ・スクリーン機能のモニターを備えている。カリフォルニアに拠点を持つインテレクチャル・テクノロジー社が請負業者となり1年間のパイロット・プログラムとして提供されている。成功すれば、プログラムは継続され拡大される予定である。同社の受け取る手数料は、1取引あたり3ドルで、市が全額負担している。
キオスクが設置されているオアフ島の4つのセイフウェイ店舗は、カパフル、ベレタニア、ワイマル、カネオヘである。他の2つの店舗にも設置中である。セイフウェイは24時間営業で、設置されているDMV NOWも24時間稼働である。インテレクチャル・テクノロジー社はハワイの他の4つの郡ともキオスク設置の契約を結んでいるとのこと。
サービスの詳しい内容はこちら(英語) http://www.honolulu.gov/csd/mvinformation.html
(日刊サン 2019.02.23)