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インターナショナル・マーケット・プレイスが化粧直し

Bynikkansan

1月 19, 2019

2年以上前に5億ドル余りをかけ建設されたインターナショナル・マーケット・プレイスは、客足の増加と安全性向上を狙いカラカウア通り側の噴水のある入り口のデザインを改める計画だ。 1月9日には、噴水、周りの草木、ヤシの木、歩道の周りにフェンスが設置されたが、工期については明らかにされていない。 地元の人々をワイキキへ引き付け、観光客を店舗に呼び込むという当初の計画はうまく行っておらず、オープン時に8店あった3階のグランド・ラナイのレストランのうちの少なくとも2つを含む、多くのテナントが退去している。

 

ワイキキに長く住む住民の一人は、「センターは、入口の噴水の存在が心理的・物理的障害になっていると判断したようだが、入口を改装しても販売不振を補うには不十分である」と述べた。 かつて、安価なジュエリー、模造レイ、土産ものでいっぱいのカートが立ち並んでいた34万5千スクエアフィートのインターナショナル・マーケットプレイスは、再開発され8万5000平方フィートのサックス・フィフス・アベニューをアンカー店とする、高級小売店やレストランが入るセンターに変身し、2016年8月にオープンした。 1月9日同センターを訪れたロコは、「以前来た時とは大きく変わったが、前の方がハワイの情緒があった。本土をまねて近代的になっているが、もっとハワイの心を入れたほうが良いのではないか」と語った。

 

(日刊サン 2019.01.19)