日刊サンWEB

過去記事サイト

「マカプウ・ライトハウス・トレイル」リニューアル後ついに再開

Bynikkansan

10月 31, 2015

ハイカーたちは、「マカプウ・ライトハウス・トレイル」が最近リニューアルされたことに最初に気づくだろう。

 

 

数週間に亘る舗装工事のため閉鎖していたオアフ島東部の人気トレイルは、22日木曜日に再開された。

 

作業員たちは、人気のハイキングコースの安全性を高めるために、数か月かけて道を再舗装し、新たに手すりを設置した。

 

「長年の利用者がここに来て、大きく変わったトレイルを見るのは最高の気分だと思います」と、土地・自然資源課のカート・コットレル氏。「これは主要部分を大きく改善したプロジェクトです。大変だったのは、一般客のアクセスを続けながら大規模な工事を行ったことです」

 

カイルア在住のケルシー・ヴァンヴィーンさんは「改善前にもここにハイキングに来たことがありました。工事には随分と時間がかかっていましたが、それだけの価値はあると思います」と語った。

 

カリフォルニアからの観光客のミシェル・メンドーサさんは、7ヶ月の子供を乗せたベビーカーを押しながら頂上まで登った。

 

「景色もきれいで凄くよかったです。舗装工事が終わったばかりだと数名の人から聞きましたが、ベビーカーを押しやすい道になったことがとても嬉しいです。それを私は一番心配していたので」と語った。

 

ハワイ州政府は、悪天候と想定外の問題で、複数回に亘りトレイルの閉鎖を延長しなければならなかった。平日にトレイルを閉鎖し、その分週末にウィンドワードオアフの素晴らしい景色が見られるトレイルを、大勢のハイカーのために開放した。2月に始ったこのプロジェクトは11月末までには完全に終了する見込み。

当初の予算は270万ドルであったが、最終的な予算は300万ドル以上になる見込みだとし「必要不可欠な場所の改善と、公共の利益になり、かつ長期間の使用に耐える仕様にするために予算が余分に掛りました」コットレル氏は話している。

 

プロジェクトには、ハワイ州キャピタル改善プロジェクトの資金があてられ、それにハワイ観光局と連邦政府土地・水保護基金が追加資金を投じた。

 

トレイルが再開後も、作業員は上層部のルックアウトの工事を行っており、そこは現段階では閉鎖中である。

コメントは受け付けていません。