ハワイ初の赤いプラカードが交付されてから約1週間。ハワイ州の食品安全管理プログラムは、アラモアナセンターのシーフード店に2枚目の赤いプラカードを交付した。
州の保健省は、ニュースリリースで、「ブルーウォーターシュリンプ&シーフードマーケット」が検査で「慢性的な温度設定違反」であったと明かし、レストランは9千ドルの罰金を課されることとなった。
この検査プログラムでは、緑のプラカードが合格、黄色が条件付き合格、赤色が許可停止で即営業停止を意味する。
「ブルーウォーター」は10月7日に黄色のプラカードを交付されおり、その後10月9日から16日金曜日まで行われた再検査で、生鮮食品を保存するために必要な温度設定で、複数の違反をしていたことが判明したと保険省は述べている。
検査官は木曜日にオーナーに会ったが、再検査で「例えば、生肉製品などの温度調整が必要な食材が41℉以上の環境で扱われていた」とニュースリリースで発表。「州の食品安全ルールでは、病原性のバクテリアの発生をコントロールするためにも、食中毒を防ぐためにも、精製食品は41℉以下の状況で扱われなければならない」
ワイルアにある人気ベーカリー「パアラカイベーカリー」は、保険省が食品安全許可の一時停止発行後も、適正な温度調整が守られていなかったため10月7日に営業停止となっている。
このベーカリーは2014年7月21日にカラーコード検査プログラムが開始されて以来初の赤色のプラカードが交付された店となった。
現在、保険省の衛生支局はハワイ州全体で9,068以上の検査を終えている。ハワイの殆どの食品関連企業は全ての保険衛生法規を遵守し、緑色のプラカードを表示している。