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ユナイテッド航空、空港でピケット

Bynikkansan

12月 22, 2018

ユナイテッド航空の乗務員は12月13日、組合活動の一環としてダニエル・K・イノウエ国際空港でピケットを張りビラを配った。 客室乗務員協会等のメンバーによる抗議行動は、午前11時から正午までユナイテッド航空のチェックイン・ロビーで行われた。 組合は、人員の増加、計画中の人員とサービス削減の停止、給与問題の解決、悪天候や不規則なシフトの際の乗務員のホテル宿泊の保証、を経営陣に求めている。

 

同抗議行動は、ホノルル以外の香港、フランクフルト、サンフランシスコ等の16の都市でも行われた。 この抗議活動は、大半の国際線においてフライト・アテンダント数を削減すると先月同航空が発表したことに抗議するものである。 ハワイ航路を70年以上運行している同航空は、2017年から2018年の間にハワイに11の新しい航路と363,522の座席を追加した。これにより、同航空の今年のハワイ航路は、約11,0985便、263万席になった。 乗務員削減により、緊急事態に対応できる乗組員数は少なくなり、搭乗は遅くなり、顧客サービスは低下する、と専門家は指摘している。

 

(日刊サン 2018.12.22)