シンガポール/ホノルルを週4回運行しているロー・コスト航空会社の「スクート」は、需要が低いとの理由から同ルートの運航を来年6月に終了する。 今回の決定の背景には、スクート社がシルク・エアーの運行ルートを引き継ぐため、スクート社の今後2年間の運航ルート見直しが行われたことがある。スクート、シルク・エアーともシンガポール航空の子会社である。 同航空は昨年12月初めに、329席のボーイング787-8ドリームライナーを使い、ホノルル航路を就航した。その際発表された運賃は、ホノルル・シンガポールの片道運賃は約400ドルからで、大阪への片道運賃は240ドルからであった。このホノルルへのフライトは、同航空の初の米国向け便であった。
(日刊サン 2018.12.01)