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キリスト教系非営利団体リバー・オブ・ライフ・ミッション ランチョン・イベントを開催

Bynikkansan

11月 28, 2018

チャイナタウンのキリスト教系非営利団体、リバー・オブ・ライフ・ミッションは、11月20日、生活に困窮する人々約200人に食事を提供するランチョン・イベントを開催した。特にホームレスの救済に力を入れている同団体は、今年4月のイースターにも同じイベントを行っている。今回のランチョン・イベントは、フー・ロン・コンストラクション・カンパニーの経営者、フー・シャン・ヒー氏の寄付で行われた。ハワイ・チャイニーズ・デイリーによると、ヒー氏は「ほんの少しの慈悲の分だけ、世間の無慈悲を減らすことができる」というフランシスコ法王の言葉を引用し「食事の提供を通して多くの人々の心に光を灯すことができれば」という願いと共にこのイベントを支援したという。

 

一方で、このイベントが行われることを知ったミッド・パシフィック高校の生徒、サムソン・シェンビン・チャイさんは、クラスメイトと共にイベントを支援する寄付金集めのボランティアを行った。サムソンさんは、国外で複数の慈善事業に関わってきた両親から影響を受け、この寄付金集めを思いついたという。サムソンさんの母親は、引き続き同イベントを支援する意志を表明している。 リバー・オブ・ライフ・ミッションは、オアフ島内のホームレスや薬物中毒者たちに手を差し伸べ、彼らの人生を再構築すること、また、栄養のある食物や人並みの住居を持たないという苦境にある人々に対する地域社会の意識を高め、彼らの状況改善を促すことを目標としている。ノース・プアナニ・ストリートのオフィスでは、平日の午前8時から午後5時までの間にドネーションやツアーなども受け付けている。団体の詳しい活動内容についてはriveroflifemission.org へアクセスを。 

 

(取材・文 佐藤友紀)

 

(日刊サン 2018.11.28)