ホームレス対策のために、各2名の警備員が11月15日から、9ケ所の公園で24時間体制の巡回を開始した。 市は、警備会社のハワイ・プロテクティブ・アソーシエーションに4万4千ドルを支払い、この1か月の実験プログラムを行い、警備がホームレス関連の苦情と破壊行為を減らことができるかを検証する。市は、これまでに、ホームレスによって破壊されたスプリンクラー、トイレ、造園の修理に何十万ドルを費やしている。
実験プログラムの対象となる公園は、9月5日に閉鎖され11月15日に再開されたばかりのモイリイリのオールド・スタジアム・パーク、モイリイリ・ネイバーフッド・パーク、クレイン・コミュニティー・パーク、パワア・インハ・パーク、アアラ・パーク、カママル・ネイバーフッド・パーク、マザー・ウォルドロン・ネイバーフッド・パーク、アラ・ワイ・コミュニティー・パーク、アラ・ワイ・ネイバーフッド・パーク、の9つの公園で、24時間体制で警備員が巡回する。 市は、4月からアメリカン・ガード・サービス社を雇い、オアフ島内の41の公園のトイレと門を夜間閉鎖していた。この41の公園では、過去3年間に600件以上の破壊行為の被害に遭っている。 11月15日、オールド・スタジアム・パークに再び現れたホームレスの一人は、同公園が閉鎖される前には20〜30人のホームレスが寝泊まりしていたが、皆あちこちに散って行ったと語った。 市住宅局によると、警備員は、ホームレスの人々に住宅、医療、精神衛生、薬物乱用の治療を提供する社会福祉事業のスタッフと協同している。今年は今までに4,300人以上のホームレスに住居が提供された。
(日刊サン 2018.11.24)