ハワイを代表するプレートランチ店「L&Lハワイアンバーベキュー」が、フィリピンで初のテイクアウトレストランをオープンした。来月中にはさらにもう1店舗を開店予定だという。
「フィリピンの人たちは我が社の料理の味をとても気に入ってくれていると思います」と、L&Lハワイアンバーベキュー副社長兼最高執行責任者のブライアン・アンダヤ氏は語った。
「ここアメリカ・ハワイで、人口統計1位のハワイに長年住んでいるカマアイナ(地元民)の方々や2番目に多い太平洋諸島の人たちにはL&Lブランドは親しまれ、浸透しています。そして3番目に多いのがフィリピン人の方々です。」と話した。
フィリピン初のL&Lハワイアンバーベキューは、9月21日にマニラのエドサシャングリ・ラマニラホテルの近くのショッピングモールにオープンし、アメリカの店よりも若干狭いが、現在20名の従業員がいる。
「アジア滞在中に学んだことは、すべてがミニサイズだということです。私たちが使用する機材についても同じです」とアンダヤ氏は言い、「例えば、ハワイでは6フィートのグリルを使っていますが、フィリピンでは2フィートのグリルを使用しています」と述べた。
アンダヤ氏は、マニラにあるフィリピン最大のショッピングモール「SMメガモール」に11月、2店舗目となるフランチャイズ店のオープンを予定している。
「マニラについてわかったことは、巨大モール文化だということです」とアンダヤ氏。
「小売店に関して言うと、人々は暑さと公害を避けるため、モールに行くという文化があるため、ウィンドウショッピングをしている人がたくさんいるのです。その人たちがお腹をすかした時に、我が社のレストランのどちらかにでも寄って頂けるといいですね」と話している。