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ハワイ島のカロパ公園でオヒアが枯れる

Bynikkansan

10月 13, 2018

7月下旬にハワイ島ハマクア海岸のカロパ・レクリエーション地区の森林で行った四半期毎の航空調査で、ラピッド・オヒア・デス(ROD)の症状を示す多くの樹木が確認された。 RODは、真菌の一つセラトチスチス・ルクオヒアによって発病し、オヒアを数日〜数週間で枯らす。 森林・野生生物局(DOFAW)は、同地区と隣接する森林保護区からそれぞれ3本の樹木のサンプルを採取したが、6つのうち5つからC・ルクオヒアを検出した。 DOFAWは引き続きサンプルを採取し、ドローン調査でより正確なマッピングを行い、病気の木を伐採し真菌の拡散を防ぐ等、次のステップを決定する。 カロパ地区は、設備修繕のため7月中旬から閉鎖されており、2019年5月に再オープンの予定。 最近の航空調査によると、ハワイ島の約135,000エーカーのオヒア林は、RODに感染している。今年の初めに、カウアイ島の比較的小さな樹木の中で、弱い種の真菌が検出された。 真菌はマウイ島やオアフ島では発見されていない。

 

(日刊サン 2018.10.13)