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ハワイ不動産ニュース:ワイキキのコンド,売上戸数と中間価格が上昇

ホノルル不動産協会の統計によると、6月のコンドミニアムの販売価格と売上戸数においてワイキキを含むオアフ島都市部の一部エリアでは上昇率2桁の伸びをみせた。

 

最も売上戸数が多かったワイキキでは6月にコンドミニアム110戸が取引され、前年同月の98戸から12%増加させた。売却された物件の中間価格は、40万5000ドルで、前年同月の39万3000ドルから3%上昇。今年の6カ月間を総計すると、ワイキキの中間コンドミニアム売却価格は前年同期間よりも7%上昇し、売上戸数も6%の伸びを見せた。 ワイキキの次に売上戸数が多かったのは、マキキ・モイリイリ地区。6月は70戸が取引され、前年同月の53戸から32%も増加。売却物件の中間価格は35万9000ドルで、前年同月の32万5000ドルから10%上昇させた。しかし今年の6カ月間でみると同地区の売上戸数は前年とほぼ変わらず。中間売却価格は3%伸びていた。

 

アナハやケアウホウ・プレイス等ここ数年で複数の新しいコンドミニアムが完成したアラモアナ・カカアコ地区は、今年は減退を見せた。6月の売上戸数は47戸で、前年同月の53戸から11%減少。一方、売却物件の中間価格は61万ドルで、前年の56万5000ドルから8%上昇した。今年の6カ月間では売却戸数は4%減少し、中間価格は28%上昇した。 エヴァ・ビーチやカポレイを含むエヴァ・プレーン地区の6月のコンドミニアム売上戸数は44戸で、前年同月の48戸から8%減少。売却物件の中間価格は53万5000ドルで前年同月の49万4000ドルから8%上昇していた。今年6カ月間では売上戸数は9%増加、中間価格も10%上昇している。

 

(日刊サン 2018.07.28)