デービッド・イゲ知事が6日、高齢者や障がい者の介護施設は保健局から適切な許可や認定を受ける必要があり、違反した場合には軽犯罪として検挙すると定めた法案に署名した。 条令148号となった下院法案1911号を起案したのはジョン・ミズノ州下院議員。議員は規則を遵守していない違法な介護施設が「この2年間で急増した」と問題視していた。 新法によって介護施設は、建築基準や医療施設の安全ガイドラインを守ることが求められ、従業員の犯罪歴の確認や、適切な運営許可や損害賠償保険を所持しているか等、毎年抜き打ち検査を受ける。 また、病院や看護師、社会福祉士、ヘルス・プランナーが患者を無認可の医療・介護施設を紹介することは違法であると定められた。 ミズノ議員によると、ハワイには許可や認証を受けた介護施設が2000軒あり、およそ13000人の患者を受け入れているという。
(日刊サン 2018.07.21)