ハワイ島警察は、ヒロにあるカメハメハ大王像の一部である銅の槍の先端部分が盗難に遭ったとして目撃情報を一般へ呼びかけている。
銅像はワイロア州立公園内にあり、槍は、金色の突端部に錆がつき茶色となっており、長さはおよそ6フィート、直径1.25インチである。
この槍が最後に目撃されたのは5日土曜日で、6日日曜日の午後3時直前になくなっているとの連絡があった。
ハワイ島警察は、この事件の目撃情報を集めており、犯人、もしくはこの槍ついての情報なら何でも警察の一般ライン808-935-3311、もしくはマシュー・ルイス捜査官808-961-2213まで電話するようにと呼びかけている。
高さ14フィートのカメハメハ大王像は、1963年イタリア・ヴィチェンツァの鋳造場で製作された 。もともとはプリンスヴィル株式会社が、カウアイ島のホテル内に設置しようとしたが、住人がカウアイ島は一度もカメハメハ王に征服されたことはないと主張し、設置に反対をした。
プリンスヴィル株式会社は、その後カメハメハスクール同窓連盟を通してハワイ島に寄付し、1997年6月に現在のところに設置された。