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カパフルで火災 主人の命を飼猫が救う

Bynikkansan

7月 14, 2018

カパフルの住宅で2日深夜に起きた火災で、猫が主人に火災を知らせ命を救った。

ホノルル消防局(HFD)によると、火災の翌朝からその猫の行方が分かっていないという。 HFDは3327フランシス・ストリートで起きた火災の出火原因を電気コンセントの不良と断定。建物の損害額はは26万ドル、家財には6万ドルの損害を受けたと発表された。消防署長は、けが人は出なかったが飼猫が行方不明だと述べた。 火災が発生してから消防隊員が到着したのは午前1時58分ごろ。住宅から煙と炎が上がっており、最終的には消防ユニット10隊、隊員総勢39人が消火に当たった。午前2時16分ごろ収束し完全な消火が確認されたのは午前4時20分だった。 住人の男女は「飼猫が火事を知らせてくれて無事に逃げ出すことができた」と話している。 消防署長は、頻繁にヒューズが飛ぶ、ブレーカーが落ちる、電気製品に触ったときにビリっとする、コンセントが変色していたり温まっていたり火花が飛ぶといった現象が起きた場合には、電気技術者や家主に連絡するよう注意を呼び掛けた。

 

(日刊サン 2018.07.14)