噴火活動を見学しようとしてハワイ島の立入制限区域に侵入する観光客や地元住民の数が増加している。 6月20日までにハワイ郡警察や土地自然資源局(DLNR)が発行した召喚状の数は74件に上る。デービッド・イゲ知事は6月5日に改正した緊急宣言を発表し、立入制限エリアに侵入した際の刑罰を増加させた。DLNRは「溶岩流に近づくことは危険なだけでなく、罰金や懲役のリスクも伴います」と述べ、召喚状が発行された人には最大5000ドルまたは1年の禁固刑が科される可能性があると述べた。5月4日から閉鎖されているラバ・ツリー州立公園への侵入が特に目立っている。イゲ知事やハワイ郡のリーダー達は安全な溶岩流の観測施設の設立を検討中。
(日刊サン 2018.07.07)