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ハワイ不動産ニュース:アラモアナのカピオラニレジデンスで上棟式

韓国の開発業者サムクー・パシフィック社が1日、州の低価格住宅プログラムと提携したアラモアナの住宅タワー『カピオラニ・レジデンス』でトッピング・オフ・セレモニーを開催した。

 

1631カピオラニ・ブルバードに建設中の45階建てコンドミニアムの予算は約2億ドル。全484戸中292戸を低価格ユニットとして提供する。トッピング・オフ・セレモニーは高層建築の最高層まで骨組みが完成した際に行われるイベントで、この日は400フィート高の建物の最後に組まれた梁に、建設に携わったパートナー達がサインを残した。今後は内装工事や個々のユニットの建設が進められ、今年の年末までに完成、入居が予定されている。

 

カピオラニ・レジデンスは、サムクー・パシフィック社とハワイ住宅金融開発公社(HHFDC)が官民提携して手掛ける。低価格ユニットの需要は凄まじく、2016年に販売されると4日間で完売した。

 

建設業者はハワイアン・ドレッジング・コンストラクション社。HHFDCの他にも建築事務所のデザイン・パートナーズ社、プロジェクトマネージャーとしてライダー・レヴェット・バックナール社が参画している。

 

292戸の低価格ユニットに入居できるのはハワイ住民のみ。広さ460~1337スクエア・フィートのスタジオ・タイプ、1~3ベッドルーム・タイプが提供され、価格は27万800ドルから。

 

サムクー・パシフィック社代表のティモシー・イー氏は「オアフ島の低価格住宅の高い需要が示されています。私達はハワイの住宅需要を支援する役割を誇りに感じており、今後もホノルルに低価格ユニットを増やす準備をしています」と語った。 カピオラニ・レジデンスの地上階には商業スペースが設けられ、駐車ガレージ、電気車両のチャージステーション、駐輪場を設置。ガレージ9階には娯楽用デッキを用意し、屋内のパーティ・ルーム、バーベキュー・グリル、カバナを備える。プールの建設予定はない。

 

(日刊サン 2018.06.13)