ハワイにラーメン黄金期がやってきたと評判の、ワイキキ横丁(ワイキキショッピングプラザ)“らーめんロード”。
日本各地で行列の絶えない名店4店が軒を並べ、自慢の味で連日大賑わいしている。 その“Ramen Yokocho”のドキュメンタリーがなんと、エミー賞にノミネートされた! エミー賞は米国テレビ芸術科学アカデミーが主催するもので、映画のアカデミー賞、音楽のグラミー賞に並ぶ栄誉ある賞だ。優れたテレビ番組やその制作関係者が表彰される。 対象部門はさまざまに分類され、“Ramen Yokocho”はLifestyle Program部門にノミネートされた。同作品はこれまで、ハワイローカル番組オーシャニックケーブルのチャンネルや、ハワイアン航空の一部路線で上映されてきた。現在はYoutbeでも観ることができる。 作品はワイキキ横丁の4店舗それぞれの、作り方の特徴や秘伝のタレ、麺の茹で加減などを伝える。カメラは奥義に迫るようにズームし、匂いや味まで感じさせるようなライブ感だ。若き気鋭、アンドリュー トレン氏による撮影なのだという。 ナビゲーターは“クッキング ハワイアンスタイル”などで人気のタレント、ラナイ タブラ氏。人懐っこいファニーフェースでラーメン職人の傍に立ち、興味津々、麺の湯きりやタレの配合などに新鮮な眼差しを向ける。そしてゲストとともに食べる食べる! 4店舗すべて完食、幸せそうな笑顔がおいしさを語りつくしている。 エミー賞の発表は6月2日、あなたもワイキキ横丁で、エミー賞ノミネートの味を食べてみては!
Ramen Yokocho のドキュメンタリーは、Spectrum OC16で下記のスケジュールでも再放送される。 ◦6/2(土) 7:30pm ◦6/3(日) 8:00am、4:00pm または、YouTube”Ramen Yokocho” |
5月22日、エミー賞ノミネートを祝ってワイキキ横丁でレセプションが開催された。
ナビゲーターのラナイ氏、サンフランシスコからも制作スタッフが駆けつけ、関係者と祝いあった
(日刊サン 2018.06.02)
(取材・文 奥山夏実)