先日、無事にロイヤルウェディングを終えたメーガン・マークルさん。その様子をテレビでご覧になった方も多いと思います。結婚式とは思えないようなナチュラルメイク、そして髪の毛もきっちりまとまっていないお団子、そのナチュラルな美しさが世界的な共感を呼びました。既に世界のメディアが、彼女の挙式当日のメイクアップについて詳しく紹介していますので、ここでみなさんにも少しご紹介しましょう。彼女は自分自身でメイクをするかもしれないと噂されていましたが、結局友人であるメイクアップアーチストのダニエル・マーティン氏がメイクを担当しました。ダニエルとメーガンは2011年頃、ニューヨークでテレビの撮影の際に出会ったそうです。
ダニエル氏が使ったと言われているのは、彼がよく仕事をしている「ディオール」のメイク用品と「Honest Beauty」のもの。メーガンのお肌はナチュラルで艶のある状態をキープ。彼女の要望通りそばかすはコンシーラーで隠すことなく、口紅も薄めのピンクで、とてもシンプルなメークでした。また、彼女が塗っていた薄いピンク色のネイルは、エリザベス女王が30年以上愛用しているEssieの「Ballet Slippers」。お値段はたったの9ドルのネイルです。彼女はイギリスの「Nails & Brows」というネイルサロンによく通っているそうですが、当日、彼女がネイリストをつけたかどうかはわかっていません。ヘアスタイルは、サージ・ノーマントというヘアスタイリストが担当。彼はニューヨークでサロンを経営しており、顧客にサラ・ジェシカ・パーカーなどがいるセレブ御用達のスタイリストです。その彼が担当して挙式にまとめたナチュラルなお団子にも共感を呼びました。ブーケもドレスもメークも、すべてオードリー・ヘップバーン風のミニマリストスタイルを選んだメーガン。この影響で、シンプルなメイクアップやヘアが一気に流行るかもしれませんね。
(日刊サン 2018.05.30)
Writer:内田佐知子