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ハワイ産コーヒーの値上がるが、生産量は減少

Bynikkansan

8月 29, 2015

今期のハワイ産コーヒーが最高値を記録した。だが州全体のコーヒー豆生産者の生産量は減少し、総収益も減ったと新たな報告書で明らかになった。

 

アメリカ合衆国農務省は21日水曜日、ハワイのコーヒー産業の最終見積書を発行し、農園主は2014年夏の終わりから2015年の初旬にかけて5,030万ドル(63億円)の収益だったとし、昨シーズンの5,210万(65億円)ドルから4%減った。

 

コーヒー製品の販売は、昨年の同時期の8万4千ポンドから11%減の7万5千ポンドであった。この減少は農園者への支払いを1ポンド6.2ドルから6.7ドルと8%上乗せすることによって一部控除された。

 

しかし、今期のコーヒー生産量は過小評価されている疑いがある。

 

州全体でコーヒーが植えられた土地の面積は6年連続増え続けていたが、今期は昨シーズンの9,000エーカーから400エーカー減って、8,600エーカーだった。9年連続で増えていた収穫面積も、これに伴い400エーカー減ったのである。

 

報告書を監修しているハワイ農務省の統計学者であるキャシー・キング氏は、昨年アンケートに回答しなかった農園も母数にいれてしまい、この変化が生じたと述べている。この変化のせいでおそらく実際より数が少なくなったのではないかと述べた。

 

「作付面積が減っているなんて信じられません」とキング氏は語った。

 

カアナパリに400エーカーの農園を所有するマウイ・グローン・コーヒーカンパニーの社長キモ・ファルコナー氏は、今期のコーヒー産業が縮小したとは思わないと言う。

 

「私はマウイでさらにコーヒーを植え続けています」と彼は言い、「成長産業ですよ」と述べた。

 

商業用のコーヒーは、ハワイ島、オアフ島、マウイ島、モロカイ島とカウアイ島で栽培されている。2013年初旬から2014年にかけてのシーズンではハワイ州全体で950の農園があると報告があった。但し、昨シーズンの数は明らかになっていない。

 

ハワイ農業省の協力による報告書は、2010年に地元産業に大打撃の恐れをもたらした害虫駆除の活動に大きな進歩が表れていることを示している。しかし、いまだにコーヒーベリーボーラー(別名ブロッカ)で知られるこの害虫は懸念材料となったままである。

 

コーヒベリーボーラーは、コーヒー豆の中で孵化し、幼虫がその豆を食べてしまうことで、豆の品質を下げ、売り物になるコーヒーの量を減らすことになる。過去4シーズンで販売可能な豆の量は、1エーカーにつき1,000ポンドに落ち着いていたと報告している。

 

害虫は2010年にハワイ島で発見され、昨年はオアフ島中に広まっていることが確認された。他の島ではこの虫は今のところ発見されていない。

 

http://www.hawaiinewsnow.com/story/29855514/honolulu-best-buy-donates-fans-to-farrington-high-school

 

ベストバイホノルル店 ファーリントン高校に扇風機寄付

 

猛暑で苦しむ生徒たちのために、教育省が解決策を模索している中、コミュニティーが行動を起こした。

 

ベストバイホノルル店が、冷房がなく蒸し暑い中大変な思いをしているオアフ島の公立校がニュースで取り上げられたのを見て、ファーリトン高校に31台の扇風機を寄付した。

 

ファーリントン高校では、暑さで生徒の集中力が散漫になっており、教員たちが教室へ差し込む太陽の光を防ぐために、窓に紙を貼っていた。

 

ベストバイは21日金曜日に、4台の扇風機を運び、残りは8月24日(月)に運ばれる。

 

アル・カーガニヤ校長は、各教室に2台づつ設置していき、全教室の内15クラスルームの暑さが緩和されることになると語った。

 

 

「扇風機の寄付のおかげで、教室が快適となり、子供達が学習できるようになりました」と述べた。

 

現段階では、ファーリントン高校には学校全体の五分の一にしか冷房設備がない。

 

ベストバイのスーパーバイザーであるオースティン・エイムス氏は、これがコミュニティーとの交流の第一歩になることを望んでいると述べた。

「私たちは、コミュニティーへの貢献として子供達が集中して学べる環境を作れるようにどんなことでもしていくつもりです。現実の問題に影響を与えられるようにしたいのです」と語った。

 

週明けには、エヴァビーチエリアの学校に54台の扇風機を寄付した。