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空港の近代計画が本格始動し、ダニエル・K・イノウエ国際空港では6月1日から搭乗ゲートと手荷物受取所の表示板の交換作業が始まる。
現行の表示板は新しい番号のプラカードに代わり、搭乗券にも新しいゲート番号を印字。臨時的なプラカードは作業進行に伴い正式な表示板に付け替えを進める。新しいゲートはローマ字1つに数字が続く形態になり、例えば現在の「Gate57」は「A17」に変わる。手荷物受取所はローマ字1つの表示から番号で示されるようになり、現在「F」と示された手荷物受取所の2つの回転コンベアにはそれぞれ番号が付けられる。州の運輸局によると、同空港の表示板は25年以上手が加えられていないという。
表示板新装プロジェクトの予算は2300万ドルで、空港内と道路や駐車場、ターミナルを含む屋外の合計3100の表示板が新しくなる。道路には各航空会社のロビーやチェックイン・カウンターを案内する電光掲示板も新設予定。プロジェクトの完了は2019年夏と想定されている。6月からマウカ・コンコースの建設準備も着手される。当局は新しいダイアモンド・ヘッド・コンコースも計画段階に進んでいると明かした。 他に予定されている変更点は、インターアイランド・ターミナルがターミナル1と改名され、ハワイアン・エアラインズのターミナルに。 他の航空会社はオーバーシーズ・ターミナルからターミナル2に改名される。コミューター・ターミナルはターミナル3と名付けられ、モクレレ・エアラインズに割り当てられる。ターミナル3は5月29日に空港のダイアモンド・ヘッド側に移転予定。
(日刊サン 2018.05.18)