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アリゾナ記念館、修復作業を続行を発表

Bynikkansan

5月 19, 2018

Pung / Shutterstock.com

 

パール・ハーバーのアリゾナ記念館では先週、シャトルボートが発着するスロープの修繕が行われたが、スロープとの接続部分にさらに修繕が必要だとし、完了するまでは記念館への立ち入りを禁止する。音声ガイドツアーの提供は続けられるという。

 

第二次世界大戦武勲記念史跡の広報担当ジェイ・ブロント氏は「スロープ自体に問題はありませんが記念館との接続部に構造的な問題があります」と語った。合衆国国立公園局は「公園スタッフと専門家が状況を評価し必要な処置を決定します。可能になり次第、最新状況をお知らせします」と発表している。アリゾナ記念館は年間1900万人が訪れるハワイ屈指の観光スポット。史跡の広報担当は「私達が提供するプログラムでは通常、記念館で訪問客の方を下船させます。しかし訪問されるお客様の安全性を確保するため、記念館へのボート・ツアーは中止します。記念館には停留しません」と述べた。合衆国国立公園局は、変更点の告知に努め、出来るだけ速やかに通常の運営を再開できるように全力を尽くすと表明。パール・ハーバー・ビジター・センターが提供する他の全ての施設は影響を受けない。3つの無料のミュージアムや、海岸の展示、書店やスナックの販売も通常通り続けられる。戦艦ミズーリ記念館やボウフィン潜水艦博物館、太平洋航空博物館を含むパートナー施設も全て通常通り営業。ボート・ツアーのチケットを購入した人には記念館エリアを含むハーバー・ツアーは提供されるが、記念館への下船はできない。

最新情報はwebサイトnps.gov/valrまで。

 

(日刊サン 2018.05.18)