ハワイのWi-Fiサービス・プロバイダー、サン・グローバル・ブロードバンド(SGB)が、日本のプロバイダーNTTブロードバンド・プラットフォーム(NTTBP)と提携。
両社はワイキキで25日、基本合意書を締結した。両社は日本とアメリカ両国間でビジネスの機会を生むことを目的とした提携だとし、NTTBPの南川夏雄社長は日本企業にとって「重要な1歩」だと語った。同氏は会見で「ハワイは日本人旅行者が選ぶ主要な旅行先の1つです。SGB社の挑戦的で広い視野の戦略に感謝しています。地元産業と強い関係を築くため当社はハワイ経済に変化を生み地元社会への貢献できるよう、SGB社と共にビジネスの将来性を模索します」と述べた。SGBのサービスにより、アジアから訪れた旅行者はハワイでも自分の携帯キャリアでの通信が可能になる。SGB社によると、利用者の携帯キャリア通信網に接続するようデザインされたシステムのWi-Fiネットワークを提供。NTTBPは「SGB社の屋外Wi-Fiサービスによって、当社の通信網は拡大し、日本人旅行者に多くの付加価値を提供するでしょう」と語る。SGBのCEOエドワード・サン氏は「NTTBPとの提携により日本でNTTBPが提供しているサービスを利用している方のために、私たちのカスタマイズ可能で先進的なWi-Fiネットワークの強化、拡大が続けられます。私達はハワイ住民と旅行者の皆様に、シームレスで低価格で信頼のおけるインターネット・アクセスを提供するため今後もハワイやアジアの提携企業と強固な関係を築いていきます」と述べた。
(日刊サン 2018.05.09)