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ワイキキに新しい シニア向けアパートが完成

Bynikkansan

4月 28, 2018

ワイキキに低収入高齢者向け住宅が完成した。政府から多大な資金を受けて開発した非営利団体が17日に『アイナハウ・ビスタII』完成式典を開催。

 

9階建てのこの低価格賃貸アパートは、スタジオ・タイプと1ベッドルーム・タイプの間取りで全62戸を構え、月額賃貸価格は549~1,137ドル。来月初旬に入居が開始される。不動産事務所のロケーションズが入居者の抽選を行う。広さ377~420スクエア・フィートのユニットに110世帯以上の入居希望申請が集まった。入居要件は、ホノルルの中間年収60%以下の年収の55歳以上であること。うち6戸はさらにこの半分の年収の世帯に提供される。アイナハウ・ビスタIIの開発費用は2,200万ドルで、うち1,000万ドルは連邦と州の税控除を投資家に売却して獲得、800万ドルは州機関のハワイ住宅金融開発公社(HHFDC)が提供、およそ150万ドルを2つの市のプログラムから得ている。完成式典には市と州から要人が出席し、市議会がプロジェクトのために密度や駐車場、許可費用等の様々な点で便宜を図ってくれたことに感謝を述べた。代わりに開発団体は、住宅コストが高く旅行者をターゲットにした開発が続くワイキキの地で今後61年間低価格賃貸アパートを維持、管理しなければならない。

 

(日刊サン 2018.04.28)

「ワイキキに新しい シニア向けアパートが完成」への1件のフィードバック
  1. 一人でスタジオ借りたいです。

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