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昨年夏に起きた高層コンドミニアム『マルコ・ポーロ』の火事によって全ての家財道具を失ったと主張する女性が、現在と過去の物件管理者と出火したユニットの所有者を訴えた。
州裁判所で7日、エヴィータ・ゴスリンさんは2602号室から出火した7月14日時点で、2712号室に居住していたと語った。彼女は火事によって、家具、衣服、個人的な思い出のある代替不可能な物品を含む全ての所有物を失ったと主張。火災によって他の26階の入居者3人は死亡。ホノルル消防局は火事による被害額1億ドル以上とし、出火原因の特定は不可能だと述べた。
ゴスリンさんは以前の火災で安全システムと火災防止や予防措置の不十分さが明らかになっていたにも関わらず、マルコ・ポーロのオーナーや管理者がスプリンクラー設置を含む災害防止策を取っていなかったと主張した マルコ・ポーロは、市が高層建築物にスプリンクラーの設置を義務付ける以前の1971年に建設されていた。まだ被告側からコメントは公表されていない。
(日刊サン 2018.03.18)