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リサイクル条令違反で飲料水業者に罰金

Bynikkansan

3月 4, 2018

州の保健局は、アイエアのハワイアン・アイルズ・ウォーター社が2017年の8~11月の4カ月間ハワイ飲料容器廃棄(DBC)プログラムの報告と支払いを怠ったとして、同社に1万4400ドルの罰金を科した。

 

飲料製造業者は、州内で販売された全てのHI-5対象容器の報告と支払いの義務を負っている。HI-5とは、対象の飲料容器をリデンプション・センターに持ち込んだ市民に5セントを払い戻すプログラム。

 

DBCプログラムのマネージャーは「製造業者は州から送信されるリマインダーに対応し、期限までに支払いと報告を行えば深刻な罰金は避けられます。支払いと報告の遅れはプログラムの資金や、毎年回収とリサイクルを担っている企業への返済に影響を及ぼします」と話す。

 

ボトル料金法の名でも知られるハワイ州法342G章105条は、飲料製造業者に対し保健局に対象月の月次報告書を翌月の15日までに提出し料金を納めるよう義務付けている。保健局によれば、ハワイアン・アイルズ・ウォーター社は支払いと報告を督促する文書を複数回受け取っていたという。

 

このプログラムで業者から徴収した資金で、州が1年に回収する6億本以上の容器がリサイクルされる。また、認可を受けた独立したリサイクル企業がリデンプション・センターを運営する費用にもDBCプログラムの資金が充てられている。

 

(日刊サン 2018.03.04)