日刊サンWEB

過去記事サイト

科学者たちが、カホオラヴェの資金提供を訴える

Bynikkansan

7月 25, 2015

国際環境科学者の団体が、連邦政府に対して、カホオラヴェ保護委員会復興プロジェクトに資金を提供するようにと訴えている。

 

熱帯生物学&保全協会の500人以上のメンバーが18日、島の復興作業に対して、連邦政府が資金提供をするべきだとする文書に署名をする予定だと、マウイニュースは報告した。

 

カホオラヴェ島は、第2次世界大戦中に日本軍がパールハーバーを攻撃した後に、爆撃演習場として使用された。ドワイト・アイゼンハワー大統領が、元の状態に復元して返すという条件のもと、カホラヴェ島での米軍演習場の利用許可命令を発令した。

 

島の表面の75%しか爆弾が取り除かれていおらずその条件に見合ってないと協会メンバーである、ホセ・フラゴソ氏は語っている。

 

「軍が島を修復していないということは、アメリカ政府が公約を果たしておらず、特に、先住のハワイ人たちの権利に関しての公約が果たされていないことを意味します」と述べた。

 

 

カホオラヴェ保護員会は、州の議員たちが、要求額の3割を提供することを承認した上で、次の2年間で、運営資金400万ドルを確保しなければならない。

 

「科学者や保全のプロの方々が、カホオラヴェ島を修復させ保護していくのに価する重要な自然源であり宝であると訴えているのは素晴らしいことです」と委員会のエグゼクティブ・ディレクター マイケル・ナホオピイ氏は語った