全米スイミング協会と水泳用品を扱う企業「スピードUSA」によると、ホノルルは、「全米トップ水泳都市」のランキングで77位も躍進したものの、水泳向きのコミュニティーではないと報告されている。
海に囲まれ、年間を通して日中に水泳ができる環境であり、さらにマリンスポーツに最高の場所と認知されているにもかかわらず、ホノルルは、50都市のうち49位という結果となった。
第2回目となる恒例の調査によると、2年連続全米一の水泳都市選ばれたのは、ミシガンのアナーバー、2位もまた2年連続で、カリフォルニアのサンノゼ、3位がカリフォルニアのサンフランシスコとなった。
アナーバーを2年連続で1位に導いた大きな要因は、60人以上のオリンピック代表選手を生み出し、全米の水泳トップ選手の人口比率が高いためである。
全米水泳協会は、全米の水泳競技のための理事会で、競技会に重点を置き、また市場の水泳プール数、現在全米で水泳をしているメンバーとマスタースイマーの数、また全米のスイミングクラブの数を把握し、同時にオリンピック競技につながる活動を行っている。