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iichiko BLū(いいちこ・ブルー)、 バーテンダーコンペティション優勝者発表

Bynikkansan

2月 25, 2018

【日刊サンコミュニティニュース】

ハワイの海を彷彿とさせる美しいブルーのボトルが印象的な、iichiko BLū。BLūはハワイだけで限定販売されている本格焼酎だ。

開発のコンセプトも明解で、ハワイのバーテンダーたちに愛され、カクテルでも使ってもらえるようにと生み出された。日本のお酒文化の根本である麹の香り、丸みが凝縮されていて、そのまま美味しいのはもちろん、30%と通常よりも高い度数で作られているので、カクテルに使用した時にも最高の持ち味を発揮する。

そんなBLūを使った最高のカクテルとは何か!? 先月「2018 iichiko BLūバーテンダーコンペティション」がスカイ・ワイキキで開催された。ハワイで活躍する8人のトップバーテンダーが、BLūを使ったオリジナルカクテルを審査員の前で作った。審査の対象はレシピや味わい、香り、ネーミングはもちろん、プレゼンテーションなど。

みごと一位を獲得したのは、インターナショナルマーケットプレイス1階、The Myna Bird Tiki Barのアンドリュー・ウッドリー氏のカクテル「Gift of the islands(島からの贈り物)だった。

 

【レシピ】

・iichiko BLū 2oz

・パイナップルシロップ 5oz

・レモン果汁 5oz

・グリーン シャルトルース酒少々

・シソ、ミントの葉

 

 

 

 

当日審査員としても参加されたiichiko USA CEOの門栁朋久さんに話を聞いた。 「現在いいちこは世界30カ国以上で日本人のお客様を中心にご愛飲いただいています。ここハワイでは異なり、多くのローカルの方がいいちこを飲んでくださっています。当社にとっては最重要エリアで、本当にありがたいことです。そのような背景から、iichiko BLūはハワイだけを対象に発売、ハワイ文化に貢献できたらと願っています」

昨年、iichiko BLūは、ニューヨークで開催された世界的な酒類コンペティション「アルティメット・スピリッツ・チャレンジ2017」において最高賞を受賞している。

日本とハワイが融合したオリジナルスピリッツが世界の舞台でも高く評価されているのだ。 「日本の焼酎は、麦、芋、米などが原料です。いいちこの蒸留所がある大分県は、日本最大の麦焼酎製造県として知られています。iichiko BLūも大分の蒸留所で作られています」

いいちこと、iichiko BLūの味わいの違いは? 「麦焼酎を構成する原酒には様々なタイプがあり、それらのブレンド比率を変えることによって個性を生み出しています。iichiko BLūは日本の酒文化の根本である麹を丁寧につくり、華やかな香りの原酒を巧みにブレンドすることで、香りとまろやかさを表現しています」

これからiichiko BLūが目指すのは? 「麹を使ったジャパンスピリッツはまだまだ知られていません。コンペのようなイベントをすることで、一人でも多くのバーテンダーに知って欲しいし、可愛がられるBLūになって欲しい。そのための情報発信はこれからも続けていきます。また、ハワイでiichiko BLūの人気が高まれば、日本に逆輸入のような面白い現象も期待できます。3年後、5年後、10年後、ハワイのバーに当たり前のようにiichiko BLūが並んでいられるよう、楽しい普及活動を企画したいと思います」

iichiko BLūの魅力をもっと知ってもらうために、優勝したウッドリー氏には、大分県にあるいいちこ蒸留所へのツアーが進呈された。

ウッドリー氏は、 「すばらしい大会で一位をとれたことを幸運に思います。優れた知識、テクニック、パフォーマンス力を持ち合わせた友人達と競い合う事で、ハワイはクラフトカクテルシーンの第一線である事を実感すると同時に、このコミュニティの一員でいられることに感謝と誇りを感じます。いいちこの蒸留所と、ジャパンオリジナルスピリッツの文化に触れることを とても楽しみにしています」 (取材・文 奥山夏実)

 

(日刊サン 2018.02.22)