テレビのニュースをつけるとネガティブなニュースばかりの昨今、ソーシャルメディアではせめて明るいニュースをと、最近ポジティブな意識改革をするムーブメントが高まっています。それが美容の面にも及んでおり、例えばメジャーな美容会社が、キャンペーンにいろんな体型のモデルを雇ったり、フォトショップ加工をしないでそのままの写真を掲載するといった傾向が出てきているのです。
そこで今、ちょっとしたブームになっているのが、「スキンポジティビティー」。完璧じゃないけど、そのままの自分を受け入れようというムーブメントとして、ニキビがあっても、そのままの姿を写真でアップしたり、シワなども人間が生きてきた証拠として自信を持とう!とあえてシワの部分を見せたりしています。
そのムーブメントの一環かはわかりませんが、南アフリカでは、黒い肌を無理やり白くしようと肌にブリーチを使う人もいて、肌のブリーチ剤が最近禁止されました。自分の肌の色に自信を持とう、そのままの自分を出そう!というムーブメントなんです。
ハッシュタグは「#skinpositivity」。お肌だけでなく、「#bodypositivity」という体のバージョンもあります。 これからは皆さんもフォトショップやアプリでキレイに見えるよう作り込まずに、そのままの姿を堂々とアップしてみては?
(日刊サン 2018.02.14)
写真・参考サイト:http://www.independent.co.uk/life-style/skin-positivity-beauty-trend-latest-2018-anjali-mahto-em-ford-you-look-disgusting-a8187476.html
Writer:内田佐知子