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マウイ島 日系2世の退役軍人が、平和公園のために土地を寄付

Bynikkansan

7月 18, 2015

マウイ島のカフルイ ビーチ・ロードの山側にある雑草が生い茂った場所が、今年末までに、マウイの退役軍人に敬意を表した平和公園になる予定だ。

 

ニセイ・ベテランズ・メモリアル・センターは、このカナロア・アヴェニューとカフルイ ビーチ・ロードカフルイビーチtenロードが交差するところに位置する未開発の土地を、非営利団体ハワイアン・アイランズ・ランド・トラストに寄付したと、マウイニュースが先週報じだ。

 

この土地は、今後ナウパカのような固有種を保護しながら、外来種を除去し、

自然トレイル、公園、ピクニックテーブル、ベンチに掲示板などを設置する予定だと、ランド・トラストのエグゼクティブ ディレクター テッド・クレメント氏は述べている。

 

平和公園は、ローアーメイン・ストリート、ワイエフビーチ・ロードとともに、プウオネ地域などの住宅街やビジネス街の近くになる。クレメント氏は、この都市型の小さな公園は、 近くに住む家族がピクニックやハイキングができる絶好の場所となると語った。

 

ランド・トラスは、今年の終わりまでに、建設会社がjebbsetyjeこのプロジェクトを完成することを希望している。

 

ニセイ・ベテランズ・メモリアル・センターのセンター長 ブライアン・モト氏は、「この土地がきちんと保護され、さらに自然美がそのまま楽しめる場所になることを確認したかったのです。全ての退役軍人の人のための平和公園として、このオープンスペースを保存できることをとても嬉しく思っています」と語った。

 

モト氏は、一度その場所が、住宅地としての開発計画があがったこともあったと説明した。

 

センターが、2010年に新しい教育センターのためのビル建設許可がおりたとして、アレクサンダー&ボールドウィンから、この土地を購入した。

 

ニセイ・ベテランズ・メモリアル・センターは、 世界第二次大戦で活躍した日系アメリカ人2世の軍人を称え、彼らの活躍を教育やサービスを通して広めている。 1991年に非営利団体として創設され、センターでは展示室や退役軍人たちの資料などのアーカイブがある。