Markus Mainka / Shutterstock.com
ハワイアン・エアラインズとジェットスター・グループが17日、新たにインターライン提携契約を締結すると発表。ニュージーランドや日本の都市の旅行者の、ハワイや本土への乗り継ぎ利用の利便性が高まるだろう。インターライン提携を結ぶと、航空会社は提携先航空会社の航空券を販売できるようになり、乗り継ぎを含めた1つの旅程として販売することが可能になる。
この提携によりハワイアン・エアラインズは日本・ハワイ間ネットワークを基盤としながら、オークランド以外の8都市にネットワークを広げることでニュージーランドへのサービス拡大も強調する。
ジェットスター・ニュージーランド社の国内線は、ウェリントン、クライストチャーチ、ニュー・プリムス、ダニーデン、パーマストン・ノース、ネーピア、ネルソン・アンド・クイーンズタウンに発着し、オークランドからハワイアン・エアラインズのホノルル直行便に接続される。
日本では、福岡、鹿児島、高松、沖縄、熊本を出発するジェットスター便利用者が東京、札幌、大阪でハワイアン・エアラインズのハワイ行き直行便に乗り継ぎ可能となる。 ハワイアン・エアラインズは昨年9月に、オークランドとホノルルを結ぶ直行便を週に3便から5便に増加させると発表しており、今年の3月21日から増便される。
ハワイアン・エアラインズのニュージーランド担当ディレクター、ラッセル・ウィリス氏は「ニュージーランドの皆様には早くから同社をハワイや北米の11都市へ向かう際の航空会社として選んでいただいています。優れたサービスと快適さに加え、北米への乗り継ぎ前やニュージーランドへの帰路の前にハワイで無料のストップ・オーバーもご利用いただけます」と述べた。
ハワイアン・エアラインズは先日にもカリフォルニア州ロング・ビーチとホノルルを結ぶ便を7月1日から就航すると発表している。同社が本土との直行便を発着させる12番目の都市となる。
(日刊サン 2018.01.27)