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ゴルフトーナメントで カメラマンがストライキ

Bynikkansan

1月 22, 2018

ハワイで開催されたPGAの公式トーナメント『ソニー・オープン』の最終日である14日に、ゴルフ・チャンネルで映像や音響を担当する労働組合加入者が、こう着状態の契約交渉に対してストライキを起こした。

ソニー・オープンの最終ラウンドの報道内容は制限され、今後予定されているバハマとフロリダのイベントも同様になると見られている。ストライキの対象はゴルフ・チャンネルが制作するトーナメントのみ。

今回ストライキを起こしたのは、労働組合『国際映画劇場労働組合(IATSE)』に加入するカメラ・クルー等の技術者。ゴルフ・チャンネルによると、同社とIATSEの間で9カ月に渡る同意交渉が続いているという。

 

ゴルフ・チャンネル、 放送内容に影響か

最終日当日のワイアラエ・カントリー・クラブの入り口前道路には、ゴルフ・チャンネルの技術者を支援するためにIATSEの支部『ローカル665』から30人以上が集まり抗議文を掲げていた。組合の代表は、ゴルフ・チャンネルに業界水準の待遇を求めていると述べ、契約交渉の内容については具体的に言及しなかった。

ゴルフ・チャンネルは翌週にもカリフォルニアでキャリア・ビルダーチャレンジ、バハマでWeb.comツアー、ハワイ島で行われる三菱電機チャンピオンシップの放送を予定している。

同社は「私達は非常事態プランを策定しており、報道は継続します」と述べたがその手段については明かされていない。

トーナメントを主催するPGAツアーは、参加選手に起きている労働争議について通達し「可能な限りテレビ放送に支障がないようゴルフ・チャンネルと連携して対応しています」と発表。ツアーのスコアはリアルタイムでウェブサイトやソーシャルメディアで公開すると加えた。