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ハワイに由縁のある デザインの切手が新発売

Bynikkansan

1月 8, 2018

@Shutterstock.com 

 

 アメリカ合衆国郵便公社(USPS)が、ハワイに関連したデザインの切手2種を新たに販売すると発表した。1つ目のデザインは1月11日に販売される『戌年フォーエバー切手』で、ハワイの有名なグラフィックデザイナー、クラレンス・リー氏が手掛けた。もう1つはカネオヘのランドマークが描かれた『平等院プライオリティ・メール切手』で、1月22日から全国的に購入が可能となる。

 USPSが1992年に旧正月切手シリーズの販売を開始して以来、リー氏は毎年切り紙細工の干支のデザインを発表。今年は複雑に描かれた幸運の竹と犬、毛筆で書かれた漢字の福の字と、草書体の戌の字があしらわれた。旧正月シリーズの12の切手のうち11番目の切手となる。

 平等院プライオリティ・メール切手にはカネオヘのアフイマヌ地区にあるバレー・オブ・ザ・テンプルズ・パークの50周年を祝い、色鮮やかに寺院が描かれている。この寺院は日本からハワイへの最初の移民が開始されてから100周年を記念し、1968年に建てられた。日本の京都、宇治市にある11世紀中期から残る木造の仏教の寺院を小規模にコンクリートで模造された建物。

 戌年の切手の発売を記念して、1月11日午前11時より、ホノルル市チャイナタウンのカルチュアル・プラザで式典を開催する。式典では切手のシートが販売され、特別記念の消印の押印サービスも無料で提供される。

 郵便公社は平等院プライオリティ・メール切手にも同様に発売イベントを企画しており、寺院で1月23日午後2時から開催予定。こちらも切手の販売と特別デザインの消印の押印を行う。どちらのイベントも市民が無料で参加可能。

 

(日刊サン 2018.1.6)