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2018年、オイル美容は ホホバオイル!

Bynikkansan

1月 3, 2018

 アルガンオイルを始め、自然派オイル美容が大人気だ。顔だけでなく全身に使える手軽さと、ケミカルを含まないナチュラルビューティに愛好者は増え続けている。植物オイルのラインナップも豊富で、ローズヒップオイルやマルラオイル、シーバックスオイルなど稀少なシードから絞られたオイルも店頭に並んでいる。 ただ植物オイルは酸化しやすいのが難点だ。その中で唯一、酸化せず、健やかな肌に必要な脂質成分“ワックスエステル”がダイレクトに含まれているのがホホバオイルだ。

 

スキンケアには真っ先に ワックスエルテルが必要

 私たちの肌は、紫外線や酸化、乾燥や有害物質から守るためのバリア器官として存在している。その肌構造は、一番表面の皮脂膜が第1バリア、その下の角質層が第2バリアとして機能している。その2つのバリア層のどちらにも存在し、健やかな肌をキープしているのがワックスエステルだ。

 ワックスエステルは皮膚を始め、毛髪や爪、目の角膜など、全身をくまなくガードし、私たちの体を守ってくれている。しかし20歳台をピークに年々減少してしまう。だからスキンケアとして、真っ先に補わなければならないのがワックセステルなのだ。

 あらゆる植物オイルの中で、このワックスエステルが含有されているのは、唯一ホホバオイルだけ。ホホバは灼熱砂漠のアリゾナ育ちだから、光にも熱にも酸化しない強い特性を持っている。分子構造が細かく、経皮吸収のスピードが速く、角質層にまで浸透するので、ベタつきは全くなく、オイルなのにさらっと軽い使い心地だ。ニキビが時々できるモデルのリブさんも、「ぜんぜんオイリーじゃない。肌がすごく柔らかになるんですね」とびっくり。

 

ホホバオイル1本あれば、 全身に使えてうるおいアップ!

 ホホバオイルが1本あれば、クレンジングからリフトアップ、マッサージ、パックまでオールラウンドに使える。

 まずクレンジング。ホホバオイルには汚れを抱き込む作用があるので、クレンジングオイルとして有効。洗顔後の肌には、ホホバオイルを手のひらに2〜3滴取り、両手を合わせて広げ、体温でオイルを温める。そして手のひらで顔をプッシュアップするようにオイルを入れる。ボディも同じ。手のひらは最高の美顔器だ、体温を上手に使って浸透させよう。そして髪。ホホバオイルを頭皮に垂らし、頭皮マッサージをすると、ヘッドケアになるばかりでなく、顔のリフトアップ効果もある。シャンプー後は、濡れた髪にホホバオイルを。ツヤ、コシのある髪へと誘う。

 

 他の美容オイルを使う場合は、ホホバオイルとブレンドすれば酸化を防ぐことができる。2018年、ホホバオイルでアンチエージングを!

 

他の植物オイルの天然ビューティ成分

オイル名 期待したい予防効果 期待できる作用
アルガンオイル 乾燥予防 シワ・たるみ予防 保湿効果 抗酸化作用 皮脂腺の分泌抑制
オリーブオイル 乾燥予防 保湿効果 ターンオーバー促進
セサミオイル 乾燥予防 ニキビ・吹き出物予防 保湿効果 皮脂腺の分泌抑制
米ぬかオイル アレルギー予防 保湿効果 抗炎症・高アレルギー作用
マカダミアナッツオイル シワ・たるみ予防 保湿効果 アンチエージング

 

(取材・文 奥山夏実)