ノードストローム・ラック2号店が、ワイキキのロス・ドレス・フォー・レスと同じ通りに来春オープンすることが決定した。観光の中心地に、ディスカウントストアーが立ち並ぶことになる。
シアトルを拠点とするノードストローム 社は、6月23日月曜日にワイキキトレードセンター内に2階建て約314平米の広さで、安価をコンセプトにした店をオープンする計画を発表した。
「我々は、ノードストローム・ラックをホノルルの新たな観光の目的地の一つになるようにしたいと思っています。」と、ノードストローム・ラック社のジーヴィ・トーマス氏は語っている。
ラックは、ノードストロームの商品を通常価格の30〜70%オフで販売する値下げ部門にあたる。スポークスマンは、新店舗への投資金額を明らかにはしていないが、ノードストロームとオンラインNordstrom.comで展開している商品を扱うようになるとみられる。
クヒオ通りとシーサイド 通りの角にあるワイキキトレードセンターは、再開発中のインターナショナルマーケットプレイスがすぐそばで、サックス・フィフス・アベニューがアンカー店となって来夏オープン予定の地でもある。
ノードストローム・ラック既存店は、ワード・ヴィレッジに位置し、アラモアナセンターのノードストロームと同年の2008年にオープンした。そのノードストロームは、来年3月にピイコイ ストリートに面したアラモアナの新エヴァ拡張エリアに移動する。
ハワイでのノードストロームの歴史は1966年にさかのぼり、リバティーハウスの靴部門を運営したのが始まりだった。
「ノードストローム・ラックが、ワイキキトレードセンターに加わるのは、我々の再開発計画の重要な鍵となるだけでなく、クヒオ通りの再生化につながり、観光客と住人に人気のショッピングエリアになると思います」と、2013年よりトレードセンターを所有しているコーストウッド・キャピタル・グループのコーデル・リーツ社長は語っている。