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ハワイ州での1年間の交通事故死亡者数は、12月11日現在、昨年の同時期と比べて11人少なくなっている。運輸局は、ホリデー期間中、ドライバーと歩行者両方に対して注意喚起することを呼びかけている。運輸局広報担当のシェリー・クニシゲ氏は「ドライバーには死亡事故を誘引するような運転を避けるよう呼びかけている。この時期はパーティーが多く、人々がアルコールを飲む機会が増えている。運輸局では、交通死亡事故を未然に防ぐためにできる限りの努力を続けている」と述べた。
運輸局は、ホームページ(hawaiishsp.com)でも交通安全を呼びかけている。12月11日現在、今年のハワイ州での交通事故死亡者数は101人、昨年は同時期までで112人だった。昨年の死亡者のうち21人は、ドライバーが携帯電話でのテキストや通話中、その他の電子機器の使用中に起きた「不注意運転」だった。
2016年、交通事故死亡事故の13.7%がこの不注意運転を起因とするものだった。運転中にモバイル電子機器を使用した場合、少なくとも257ドルの罰金が課せられ、場所が学校近辺、または建設工事中の区域だった場合はさらに高額の罰金が課せられる。
現在までで、今年のオアフ島での交通事故死亡者数は44人、ハワイ島では35人となっている。昨年同時期の交通事故死亡者数はオアフ島で54人、ハワイ島で30人だった。州全体の死亡者のうち、車のドライバーや同乗者は59人、バイクの運転者は16人、歩行者は12人だった。
(日刊サン 2017.12.23)