繊細かつ壮大なハワイの大自然、胸に迫る美しさ
ハワイ諸島最高峰から見下ろす壮大な雲海の流れ、火星のごとき光景が広がるクレーター、 地球の裂け目のような深い渓谷、 愛くるしいアザラシとの海中でのランデブーなど、リゾートでは味わえない、ハワイの奥深き自然美に迫る絶景映像集。
撮影したのは写真家、石丸智仁さん。大学在学中にスクーバダイビングを始め、卒業後、スクーバダイビングや旅行を扱う出版社に入社。日本や世界で海中写真や海洋生物の撮影を続ける。4年前からハワイに移住。現在はハワイで広告やメディアの撮影を主に活動している。
「ハワイに来てすぐ、ハワイの海、山、生物などの大自然をムービーで撮ってみないかというオファーがありまして。スチールの写真が専門だったので、動画で撮影するのは新鮮なチャレンジで燃えました(笑)」
2015年の秋から、2年の歳月をかけ、カウアイ、オアフ、マウイ、ハワイの4島を撮影。当時はまだ珍しかった、ドローンによる映像も駆使している。カウアイ島のナ・パリコーストの絶壁に海から迫ったり、地球の裂け目のような深い渓谷に降りていったり、空を飛ぶ鳥か小回りの効くドローンでなければ見られない秘景を目の当たりにすることができる。
水平線からの日の出、日の入りの一瞬、マジックアワーに現れる光と色のプリズムの瞬間、燃えるような茜色の空など、色彩の美しさにも驚く。
「マウイ島のハレアカラの頂上は火星みたいな光景で、僕自身圧倒されながら撮影しました。ハレアカラの満天の星空は、1秒に30コマの写真を動画に変換してギュッと凝縮して見せるタイムラプスという手法で映像化しました」
夜中に移り変わる星たちの動線が徹夜で撮影され、高速再生される映像は宇宙のブラックホールに吸い込まれていくようだ。ハワイ諸島最高峰のマウナケア山に沸く雲海はまるで生き物、そのダイナミックな動きにも圧倒された。
石丸さんが得意な、海中写真や生き物の映像も見もの。絶滅危惧種のハワイアンモンクシールやコアホウドリ、アオウミガメの貴重な、動く姿が見られる。
「海の中でのモンクシールは哺乳類らしく好奇心いっぱいに寄ってきます。
全編70分余、音楽は本作品用オリジナル楽曲と、アコギやウクレレの生演奏によるトラディショナルなハワイアン。
ハワイの絶景たちはこんなにも美しく、愛おしいものなのか、ハワイラバー必見の作品だ。
(取材・文 奥山夏実)
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