人気ドラマ『Hawaii Five-0』の第8回目となるサンセット・オン・ザ・ビーチ上映会が10日夜ワイキキのクイーンズ・ビーチで開催された。今年の開催はベテランズ・デー(退役軍人の日)と重なり、招待された100人の退役軍人や軍事関係者を含む総勢1万人以上が参加。番組のプロデューサー、ピーター・レンコフ氏は「退役、現役に関わらず全ての兵士や軍事に携わる人達に触発されて、私達は物語を作っています」と、彼らを称えた。
キャストやスタッフは11月17日に放映予定の第175話のエピソード上映前に、レッドカーペットを歩き世界中から集まったファンと交流。ドラマは現在第8シーズンに突入しており、前年はシーズン前にプレミア上映会が開催されていたが、今年はスケジュール調整が上手くいかず延期されたという。
2人のメインキャスト、ダニエル・デイ・キムとグレイス・パークが交渉決裂のため7月に番組を降板。新シーズンに新しく加わったのは、ミーガン・レイス、ビューラ・コアレ、エディー・ザ・ドッグの2人と1匹。
タニ・レイ役を演じるレイスは「才能のある方ばかりと共に楽しんで演技をしています」と話す。ニュージーランドのオークランドで生まれ育ったコアレは「自分自身や家族だけではなく、世界のポリネシア人を代表してここに立っています。皆に何事も可能であり、変化は必ず訪れると伝えたいです」と語った。
イベントにはタルシー・ギャバード議員、カーク・コールドウェル市長も参加。アメリカン・アイドル優勝者のフィリップ・フィリップスが国歌を披露した。Hawaii Five-0は毎週金曜日ハワイ時間午後8時からKGMBで放送中。
(日刊サン 2017. 11. 18)