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ワイアルアのひまわり畑見学ツアー開催

Bynikkansan

11月 21, 2017

 最近ダウ・ケミカル社と合併したデュポン・パイオニア社が、ワイアルアに所有するハワイ最大規模2000エーカーの農園で6日、報道向けツアーを開催した。同社は地元農業への関心を高めるため、農産業の起業家を育てるハワイ大学のゴー・ファーム・プログラムと提携。ノースショアにある20エーカーのひまわり畑を8日から2週間一般公開すると発表した。

 ひまわり畑は67-172ファーリントン・ハイウェイに位置し、11月20日まで無料で見学できる。見学ツアーは、平日は正午から午後2時まで、週末は午前10時から午後2時まで開催。駐車料金は5ドルで、この代金はワイアルアのスポーツチームや学校に寄付される。およそ5000人の来訪が見込まれ、9000ドル以上の寄付金が集まると予想されている。

 同農園では約400エーカーの土地でキャベツ、スイカ、メロン、ズッキーニ等が育てられ、1100エーカーはトウモロコシ畑。栽培はツイン・ブリッジ・ファーム、モクレイア・ファーム、アロウン・ファームが請け負っている。

 一般公開が発表される前から、ひまわり畑はSNSでも評判になっていた。「私有地侵入に当たるのですが、よく人が訪れて写真を撮っていきます。私達は消費者と生産者の間にあるギャップを埋めたいと考えています。農地に実際に足を運んでもらえれば、地元の農業を支援しその生産物を購入する重要性が伝わるでしょう」とデュポン社の農園運営マネージャー、アリカ・ネーピア氏は語った。

 

(日刊サン 2017. 11. 18)