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カウアイ島の電気会社に連邦から6000万ドル

Bynikkansan

11月 16, 2017

 ブライアン・シャッツ氏、メイジー・ヒロノ氏、タルシー・ギャバード氏ら上院議員が3日、電気インフラ改良のためカウアイ島公益事業社(KIUC)に連邦から6000万ドルの資金が交付されることを発表した。「KIUCは2023年までに全電力の50%の再生エネルギー化を目指しており、交付金によって実現に近づきました。KIUCは障害からの回復性を改善し、電力供給の自立性を維持、カウアイ島の緑あふれるクリーンな環境を保つ試みを始めています」とブライアン・シャッツ氏。

 合衆国農務省が交付する資金は、70マイル以上の電力線をアップグレードし、再生可能エネルギーの算出を増加させる小送電網プロジェクトを支援する。すでにカウアイ島の電力の約40%は再生可能エネルギーから産出されている。KIUCは3日、島の西側の再生エネルギープロジェクトの構想を発表。プウオパエ・エナジー・プロジェクトと名付けられたこの計画では、太陽光発電エネルギーと揚水発電(電力消費の少ない時間帯に水をくみ上げ消費の多い時間帯に流す水力発電)を組み合わせて、カウアイ島の必要電力の最大15%を供給する。KIUCの取締役会は9月にこの計画の研究と事前調査費用として最大35万ドルを承認した。 

 

(日刊サン 2017. 11. 11)