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電気会社や銀行を装う電話詐欺が横行

Bynikkansan

10月 10, 2017

@shutterstock

 

 

ハワイアン・エレクトリック社(HECO)が28日、支払い期限を超過した電気料金をプリペイドのデビットカードで払うよう仕向ける詐欺が数十件報告されていると発表した。

HECOの広報担当シャノン・タンゴナン氏は、怪しい電話がかかってきた場合には電話を切ってカスタマーサービス548-7311まで連絡して欲しいと話す。

「私達は決してサービスをすぐに停止するとお客様を脅迫するような事はありません。直接電話をして支払いを催促することもありません。コンビニでプリペイドカードを購入するよう伝えることも、何処かへ集金に赴くこともありません」

HECOは10月に消費者に詐欺の注意を喚起するキャンペーン広告を開始する予定。支払わなければならない電気料金があればhawaiianelectric.com.から支払いが可能。

一方、バンク・オブ・ハワイも28日に銀行を装った電話詐欺の発生を報告した。発信者番号がバンク・オブ・ハワイの電話番号に偽装された相手から電話があり、クレジッドカード保持者が好条件の利子を得られると述べ個人名やクレジットカード番号を伝えるよう要求してくるという。

同銀行は重要な注意事項として「バンク・オブ・ハワイが電話、メール、テキストメッセージでお客様に社会保障番号やPINコード、口座番号、パスワード等をお伺いする事はありません。このような情報が求められた場合には電話を切って下さい。怪しい要求を受けた場合には、同銀行の正式な電話番号やメールアドレスまでご連絡下さい。誤って個人情報を伝えてしまった場合には、当行888-643-3888までお電話の上、状況をご報告ください」と発表した。

 

(日刊サン 2017. 10. 7)