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ホノルル交通サービス局は、合衆国運輸省より電気バスの購入と配備費用として140万ドルを受け取った。
合衆国上院議員のブライアン・シャッツ氏は18日「ハワイは長くクリーン・エネルギー導入で先駆けをなすリーダーです。ホノルル市は空気を汚さないために電気バスに入れ替えることで、その役割を担い続けます。この交付金によって、ハワイ州が掲げた2045年までに代替エネルギー使用率100%を目指すとの目標に1歩前進します」と述べた。
有害排気ガスを排出しない電気バスは12年間で1700トン以上の炭素排出を削減でき、これは27台の車の排出量に相当するという。さらに電気バスは10トンの窒素酸化物と、350パウンドのディーゼル汚染を削減する他、ホノルルでの騒音公害にも効果がある。
連邦資金の交付は、ホノルル市の公共交通運営に大きな後押しとなり、交通運営会社、バス製造会社、電気会社との官民提携を結ぶ上でも使用される。ハワイアン・エレクトリック・インダストリー社の子会社ハワイアン・エレクトリック社が、5台のバッテリー式電動バスの電気インフラ設置を請け負う予定。
ホノルルを本拠地とする公益事業社は最近、州で12番目の充電スタンドの設置を完了している。
(日刊サン 2017. 9. 23)