今、LAでは、なぜか耳の軟骨にピアスを開けるのが流行り出しています。ピアスをしている人はたいてい耳たぶに穴を開けていて、ピアスを開けるのがよほど好きな人が、耳の他の部位にも開けている印象でしたが、今はそれがかなり一般化しているというのです。
耳の部位には色々名前があり、ヘリックス、ダイス、トラガス、コンクなどといった名前がついているのですが、今、リクエストが多いのはロックという部分。耳の中の軟骨の上の部分です。
LAで、セレブの通うボディピアススタジオ「Body Electric Tattoo Studio」を経営しているピアサー(ピアスを開けるアーティスト)のブライアン・キース・トンプソンさんによると、このロックにピアスを開ける人の数が今年になって異常に増えているというのです。
その理由で最も多いのは、軟骨ピアスはこのロックという部分以外に開けると、髪の毛がピアスに引っかかってとても痛く、寝るときにも当たって痛いという問題があるのですが、もっと耳の中の軟骨に開けると、痛くないからとのこと。
軟骨ピアスをすると、パンクやロッカーのようなイメージになりがちですが、今のトレンドは軟骨ピアスに、あえてソフトなイメージのピアスをつけること。軟骨にピアスを開ける場合は、耳たぶに開けるのとは痛さも違うので、できれば専門家にお願いしてみては?
Writer:内田佐知子