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公立学校エアコン設置1000教室目を達成

Bynikkansan

9月 14, 2017

@PIXTA

 

 

デービット・イゲ知事が31日、教育局が実施している公立学校の高温対策で、エアコン設置1000教室目となったナナクリ中高等学校を訪れた。「教室の空調設置を進めていましたが、今日とうとうナナクリで1000教室目となりました。これまでに莫大な努力を要しました」とイゲ知事。

学校関係者は数年に渡り、華氏100度に上る教室もあると空調の必要性を訴えており、イゲ知事は2016年の施政方針演説でエアコン設置計画を発表していた。これまでに空調が設置されたのは高温対策の優先リストに挙げられたハワイ内の88校。9月末までにさらに300教室にエアコンが導入される予定。これまで公立学校の空調設置は電力供給の不足や設置費用、光熱水費を理由に難航していたが、教育局は太陽光発電を使用した空調システムを採用したことにより設置が進んだ。当局によれば州内の公立学校の教室はおよそ1万1000室でそのうちエアコン設置済みの教室は約5000室となった。

 

(日刊サン 2017. 9. 9)