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カカアコにハワイ最大のコワーキング・スペース

Bynikkansan

9月 9, 2017

@pixabay

 

ハワイで最大のコワーキング・スペースが23日、1050クイーンズ・ストリートにオープン。数十人が集まり開店を祝った。

「インパクト・ハブ・ホノルル」は、1万4000スクエア・フィートのオフィス・スペースで、現在は月曜から金曜日の午前8時から午後5時までハワイのビジネスマンたちが共同で使用。共用エリアには80席、個室も27部屋用意されている。

インパクト・ハブ・ホノルルは、世界中にコワーキング・スペース80カ所以上、利用会員数15000人以上を有するフランチャイズの1店舗。

ホノルル店のコワーキング会員登録料は、共用エリア利用の場合2日間30ドルから1カ月会員で215ドル。個室利用の場合、450ドルから1300ドルの範囲で設定されている。

個室は2人利用のサイズから6人まで利用できるサイズまで様々な広さで用意されている。全ての利用者が、Wi-Fi、プライベートな電話ブース、駐輪スペース、シャワー、無料のコーヒーを利用可能。

スペースの共同出資者にはホノルルの投資会社ウルポノ・イニシアティブ、ハイテクノロジー・デべロップメント社など、ハワイの商業ハイテク産業の開発や成長を担う州の企業が名を連ねている。また、アメリカン・セービング・バンク、ハワイ・インベストメント・レディ、エレメンタル・エクセラレーター、レベル3コミュニケーションズと提携を結んでいる。

ハワイで革新的な分野を確立するには、コワーキング・スペースが必要だと話す人も多い。

起業を補助するプログラム『ブルー・スタートアップス』をホノルルで運営するチェノア・ファーンズワース氏は、インパクト・ハブのフランチャイズによるグローバル・ネットワークが、地元企業が州の外とコネクションを持つ後押しとなると話す。

ここ6年の間にハワイには同様のコワーキング・スペースが数軒開業した。カカアコには2011年にボックスジェリー、8月初めにはコウ・ワークと、オープンが続いている。

 

(日刊サン 2017. 9. 2)