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ホノルルのダニエルKイノウエ国際空港近くで、ハワイに復活したダンキン・ドーナツ1号店が26日にオープンした。午前7時のオープンには、沢山のピンクとオレンジの風船で飾られた中でハワイ大学のマーチングバンドの演奏、同大学のダンスチームのパフォーマンスが行われた。ホノルル警察による交通整理も準備され、ダンキン・ドーナツのマスコットでドーナツを模した『スプリンクルス』とコーヒーカップの『カッピー』も登場。
マサチューセッツ州発祥のドーナツチェーンがハワイを撤退してから10年以上が経ち、再上陸1号店となった同店の開店前には250人以上の行列が出来た。先頭に並んでいた人にはダンキン・ドーナツからお客様第1号の特典として100ドル分のギフトカードが贈呈され、店頭とドライブスルーでそれぞれ先着50人までには25ドルのギフトカードと、ダンキン・ドーナツオリジナルのキーチェーンとウオーター・ボトルがプレゼントされた。
3270ウアレナ・ストリートにオープンした新店舗では82人の従業員を雇用。周囲にはベスト・ウエスタン・ホテルやマクドナルドが並び、近々コンビニエンスストアとレストランのIHOPも建設される予定。
ダンキン・ドーナツのハワイ州での営業をフランチャイズ契約したアロハ・ペトロレウム社のCEOリチャード・パリー氏は、2号店を9月か10月にハワイ大学マノア校にオープンする予定だと発表した。当初2号店とされていたカポレイ・コモンズ店のオープンは、マノアの店舗よりも後になる。
アロハ・ペトロレウム社とダンキンが協力し、グアバ入りドーナツと、ポルトガルソーセージとスパムを使用した2種のクロワッサン・サンドイッチを開発。ハワイのテイストを加えた新商品は、開店初日の来店客から好評を得たようだ。