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シニアの方の中には健康でお薬に縁がない方もいらっしゃると思いますが、多くの方は薬代に悩まされていることでしょう。  

毎年8月~10月頃になって、いきなり薬が高くなり、びっくりして、薬を買わないで帰って来たという話を聞きます。皆さんがカバレッジギャップあるいはドーナツホールのカテゴリーに入ったからです。  

2016年の金額は$3,310になっていますので、保険会社からの明細書をご確認の上、いつ頃になったら、このカテゴリーに入るか予測して下さい。

 

お薬代の節約方法

●もし飲み続けなくてはならない薬でしたら、メールオーダーにして下さい。プランによってはメールオーダーにすると、経費をかなり削減できます。手続きの方法がわからない方はクリニックにお願いしてみたら如何でしょうか。

 

●ジェネリックのお薬があるかどうかお尋ね下さい。お薬にはブランドとジェネリックのタイプがあります。  

ブランドは特許によりプロテクトされていて商品名が付けられています。商品開発にはかなりの時間と費用がかかっていますので、少なくとも10年は価格が高く、その後はどの会社でもその薬を作る事ができますので、ジェネリックとして販売されています。

 

●お薬によってはブランドの特許が切れていない為、ジェネリックが市場に出ていない場合、高い薬代を支払う事になりますので、お医者様にそれに代わるようなお薬があるかどうかお尋ね下さい。  

 

シニアの皆さんはプランを選ぶ時にどのような事に注意していますか?主治医や専門医が加入する保険を扱ってくれるかどうかは大変重要なことですが、お薬はどうでしょうか?  

皆さんの経験談からご紹介します。保険料が安いので保険会社を変えたら、自分が取っているお薬が保険で全然カバーされなかったというお話や、前の保険会社より高くなったというお話も聞きますので、保険会社を変える際にはお薬のカバレッジもしっかりご確認下さい。  

お薬代の節約方法は他にもありますので、信頼できるエージェントにご相談してみるとよいでしょう。

 

(日刊サン 2016/10/19 )

 

横江和子

親の介護がきっかけで、アメリカの長期介護や年金に興味を持ち、保険のライセンスを取得。配偶者がメディケアのパートDのペナルティーを生涯払い続けることになり、メディケアの分野を習得し、色々なシニアの医療保険会社の資格を取り、皆様のニーズに合ったプランをご紹介しています。

シニア医療保険スペシャリスト 問合せ先:[email protected]