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州が非常用備蓄品の新ガイダンスを発表

州の緊急対策当局は、非常事態に備えて1世帯につき食料や水を7日分用意しておくよう推奨していたが、新ガイダンスではその量が2倍に変更された。

ハワイ緊急管理事務局(HEMA)は、非常用キットに14日分の蓄えの準備を推奨。ハリケーンシーズンが本格化する前に周知を徹底したいと話す。

「住民1人1人が災害に備え対応策が取れていれば、私達は港、道路、発電所といった重大なインフラの復旧に全力を注ぐことができます」と、HEMAのディレクター、バーン・ミヤギ氏。

 

HEMAが推奨する非常用キットの内容は以下の通り。

 

水:1日につき1人1ガロン。

食品:調理の必要がなく長期保存可能な食品。ピーナツバターやプロテインシェイク、ドライフルーツ、ナッツ。

食器:皿や箸、メス・キット。非電動の缶切りは必須。

ラジオ:NOAA気象放送が受信可能な電池式か手動発電機能付きを。

照明:懐中電灯か携帯用蛍光灯。電池:出来るだけ多めに。使用可能か定期的に確認すること。

応急手当用品:充実した内容のキット1式。応急手当訓練コースの受講を検討してほしい。

ホイッスル:助けを呼ぶときに声を発するよりも有効。

マスク:外気が汚染された場合に備えて。

衛生用品:ウェット・ティッシュ、厚めのゴミ袋、ハンド・サニタイザー、トイレット・ペーパー、消臭対策に重曹か猫用トイレ砂、手袋、ビニール紐。

地図:在住エリアの地図。

工具:配管等を操作するためのレンチかペンチ。

医療品:常用薬、メガネ等日常的に必要としている医療用品。

ペット用品:餌、水、薬。

その他:乳児用ミルク、オムツ、生理用品、大人用オムツ。

 

(日刊サン 2017.7.12〜18 週間ニュースダイジェスト)