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ホノルル・コミュニティ・カレッジ(HCC)がポリネシア航海協会の協力を得て、カヌー航法のコースを学生に提供する。

「レベル1基礎乗組員トレーニング」のコースは、ハワイの価値と文化を促進する大学の指針の一環として設けられ、8週間に渡り受講者がポリネシア航海協会の歴史、カヌーのパーツ、乗組員心得と航法の基礎を学ぶ。

卒業単位には含まれないコースで、HCCでしか受講できない。「この大きな航海カヌーを扱うのにどんなに身体的能力が必要か、あまり知られていないんです」と、HCCの生徒でホクレア号乗組員のマレコ・ロレンツォさんは話す。

クラスはHCCの准教授で太平洋航海協会で船長も務めるロバート・パーキンス氏が担当する。「ポリネシア人はヨーロッパ人が海を渡るずっと前から、地球最大の海洋を発見し定着していたと考えると驚異的です」と、パーキンス氏。

授業はサンド・アイランドにあるHCC海洋教育トレーニングセンターで開かれる。このコースの受講生は航海には出ず、コースを通じてカヌー乗組員としての基本的な職務を学ぶ。

コースの受講料は60ドル。第1期は7月11から8月29日に開講され、第2期は9月12日から12月31日まで。受講は16歳以上から可能で18歳以下の受講希望者は事前に保護者の許可が必要。 コースや受講申請の詳細はwww.honolulu.hawaii.edu/hokuleaから。