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北フィリピン空港がハワイ・LA便の就航を検討

北フィリピンのルソン島にあるクラーク国際空港のCEOが、パンパンガ県からハワイとロサンゼルスを結ぶ便の就航を目指し航空会社と協議予定であると発表した。

フィリピンの現地紙によると、クラーク国際空港のCEOアレクサンダー・カウグイラン氏は、今年中に航空会社と協議を開始すると発表。さらに現在、日本、北京、マレーシアのクアラルンプール、台湾、タイを発着する便の就航を交渉中だと明かした。

現在クラーク国際空港にはセブパシフィック、エアアジア、タイガーエア、ジンエアー、アシアナ航空、エミレーツ航空が乗り入れており、韓国、香港、シンガポール、マカオ、ドバイ、ドーハを発着する便を運航している。

今年の秋からはチャイナイースタン航空が上海を往復する便を就航する予定。

現地紙はアメリカとの便、特にハワイへ向かう便は、フィリピンのルソン島北部に住む人々にとって利益が大きいと述べる。

同紙によれば、ハワイには25万人以上、アメリカ西海岸には30万人以上のイロカノ族(ルソン島北部を本拠とする民族)が居住しているという。